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スパイ少女は奴隷になる
第3章 拷問と誓い
 目を覚ますと、私の視界は冷たい革が張り付いて真っ暗でした。私は目隠しを外そうとして、手を目元に運ぼうとしたのですが、手足はその場に張り付いたように動かず、鎖のガチャガチャという音が響きました。状況が理解できてくると、私の寝起きのぼんやりしていた意識は水をかけられたかのようにはっきりして、恐怖に鷲掴みにされた体から震えがこみ上げてきます。そして、突然、扉が開く音がして静かな足音が近づいてきます。
 
「起きたみたいだな。今からお前の知っていることをすべて話してもらう」
 
 淡々とした嶺二君の声がしました。それから彼は、ペチペチと軽く私の太ももを何か革製の物で叩きます。暗闇から確かに伝わってくる痛みに、私はそれが鞭であると理解してしまいます。きっと、私はこれから拷問にかけられるのだと思います。あまりのことに現実感を感じられません。

「私の知ってることは、全部話します……。だから、もう痛いのはやめてください……」
 
 恐怖に拘束具をガチャガチャと鳴らしながら、私は蚊の鳴くような声で懇願します。彼は何も言わずに脅しつけるように地面を鞭で叩いて、尋問を開始しました。

「まずは年齢と名前を答えろ」
 
 その音に反射的に背筋を張り詰めさせて、私は答えます。

「14歳です。あっ、名前は東雲、美柑です……」
「14か、年の割には小さいか……?まあ、なんだろうと容赦はしないが」

 しばらくの沈黙の後、彼は私の身体を鞭で撫で回しました。まるで打つ場所を品定めするような仕草の恐ろしさに、私は短い悲鳴をあげて、何も見えない視界をさらに遮るように目を強く瞑りました。

「次の質問だ。お前はどこのスパイだ」
「それは……、それだけは……」

 その質問は私の心臓の楔そのものでした。施設の不利益になるような行為、つまりは裏切りを行ったものは見せしめに殺される。それが私の育った施設のルールでした。いつか処刑された人の無残な死に様を思い出すと口が裂けても言えないのです。

「だったら、体に訊くしかないな」

 ですが、そんなことは彼には関係ありません。沈黙への罰の様に思い切り私の体に鞭を振いました。私は振るわれた場所が切り裂かれような激痛に声も上げられず、体を強張らせることしかできません。恐怖と緊張で心拍数が上がり、浅い呼吸を繰り返し、手汗が吹き出してきます。
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