この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
影を背負った愛~足りない愛を、君に
第36章 初めての二人の特別な父の日~秘密を打ち明けて~④
激しい2回目の絶頂の後、二人はソファーで長く抱き合っていた。

健治さんは彩香の汗ばんだ背中を優しく撫で続け、時折額や唇に柔らかいキスを落とした。
彩香は健治さんの広い胸に頰を預け、荒い息を整えながら幸せそうに目を細めていた。

「……彩香、よく頑張ったな」

健治さんが低く優しい声で囁くと、彩香は恥ずかしそうに小さく頷いた。

後戯として、健治さんは彩香の体を優しく抱き上げ、乱れた髪を指で梳き、
首筋や胸に残るキスマークを優しく撫でた。

彩香も健治さんの胸板に手を這わせ、静かに健治さんの温もりを確かめていた。


しばらくして、健治さんが彩香の耳元で囁いた。


「少し外の空気、吸わないか?」


二人は再び自身が来ていた服を着て、ベランダへ出た。

夜の横浜の夜景が広がり、遠くに海の暗い水平線が見える。
少し湿った夜風が心地よく、二人の火照った肌を冷やした。
健治さんはベランダの手すりに寄りかかり、タバコに火を付けた。

紫煙をゆっくりと吐き出しながら、遠くの海を見つめている。

口ひげの浮かぶ渋い横顔が、夜景の灯りに照らされて男らしく映えた。

彩香はそんな健治さんに、甘えたようにそっと寄り添った。

健治さんは片手でタバコを持ち、もう片方の腕で彩香の腰を優しく抱き寄せる。

「……寒くないか?」

「大丈夫です……健治さんが温かいから」

彩香は健治さんの胸に頰をすり寄せ、夜景と海を一緒に眺めた。

二人はしばらく無言で寄り添い、互いの体温を感じ合っていた。


やがて健治さんがタバコを灰皿に押しつけ、彩香の頭を優しく撫でた。

彩香は少し名残惜しそうに彼の胸から顔を上げ、小さな声で言った。

「……風呂、入らないとですね。
健治さんも……一緒に、風呂入りますか?」

嬉しそうに、でも少し照れくさそうに上目遣いで尋ねる彩香。

健治さんは低く優しく笑い、彩香の腰を抱く手に力を込めた。

「ああ、入ろうか」

彩香は頰を赤らめながらも嬉しそうに微笑み、健治さんの手を引いて部屋の中に戻った。

風呂の準備を始めながらも、彩香の心は温かく満たされていた。
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ