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第6章 密と蜜

『奈緒…俺でそんな風に感じてくれてありがとう…』

『えっ！あ…康樹にシて貰ってばっかりで…なにも…』

何だか凄く嬉しそうな康樹が

凄く愛おしく思えた

ドキドキして目を見つめられるだけでキュンとした

こんな年になって初めて…

恋愛小説のような胸きゅんを

セックスの後に感じるのはおかしいのかな

自分が酷くふしだらな女に思えた

まさに一喜一憂

こんな気持ちになるのは生まれて初めてだった