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パステルカラー・オレンジ
第5章 先輩
後退りするように、千尋は龍矢から離れた。

下駄箱前の鞄を龍矢は持ち上げる。


龍「うわっ、ちょっとこれ君の鞄?」


一定の距離を保って、千尋はコクリと頷いた。


すると、龍矢はなにが起きたのかわからないくらい、いきなり笑い始めた。

龍「可笑しすぎる!君さ、相撲とかプロレスラーにでもなりたいの?あっ、それともボクサーとか?どう見ても、これ、一人じゃ無理だよ?クスクスクスッ、いいよ、俺の自転車に乗せていこう。」


千尋は慌て、今度は首を横にふった。

ち「あのっ、大丈夫です、本当に大丈夫ですから」


そう言って、鞄を取ろうとしたら龍矢にその腕を捕まれた。


龍「あー、笑ったし、君、可愛いし!気に入ったよ!じゃ、行こうか!!」


千尋の腕を強引に引っ張ると、駐輪場に二人の姿は消えていった。
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