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ラブカルチャースクール 2
第7章 M Lesson 教養S
教養レッスン初日

ラブカルビルのエントランスで、エレベーターが来るのを待つ。

ここで立ってると…無意識にあの人の気配を探してしまう自分がいる。

「いけないいけない…しっかりしなきゃ!」

首をプルプル振っていると…

「おい…なに犬みたいな事しているんだ…チビ」

ん…『チビ』…?
それにこの声は……イーグルワタリだ!!

よりにもよって!ワタリと会ってしまうとは!

出来れば振り向きたくなかったけど…

「こら!ワタリったら!女の子に向かってチビって失礼じゃないのぉ〜!」

あれ…更にもう一人…聞き覚えのある声が…

「あっ!ハチミツのお姉さん!」

「あらぁ〜!この間のぴよちゃん!」

そこにはニッコリ微笑むスレンダー美人のホズミと、厳ついワタリの対照的な二人が…コンビニの袋を手に持って立っていた。

結構コンビニ行くんだ…みんな…。

いつもコンビニに行っていたセイジを思い出して、口元が綻んでしまう。


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