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ラブカルチャースクール 2
第7章 M Lesson 教養S
ワタリは、いつもの仏頂面で

「ホズミ…チビの事、知ってるんだな」

「こら!またチビ言ったわね!たまたまこないだエレベーターが一緒になったのよね〜!ヤナセが担当で怒られちゃったけどね」

ホズミ姉さんは、ウィンクをして意味深に私に笑い掛けた。

ワタリは片眉を少し上げ

「ヤナセが?何をしたんだホズミ…」

ギロリと睨むけど

「うふふふ…内緒よ…」

当のホズミは全然気にした様子もない。

確かホズミも『特別講師』…

そのせいか…二人並ぶと、迫力が半端が無かった。

チーン!
エレベーターが到着して、ホズミは素早くボタンを押して

「ぴよちゃん〜どうぞ〜!」

優雅な仕草で、私を先に乗せてくれた。

「有難うございます…」

お姉系でもやはり紳士なんだ…

ラブカル講師の心使いに、くすぐったい気持ちになってると…

「は〜い!ワタリは最後!!」

次にホズミが、乗ってきた。

「何の順番だ…」

不機嫌そうに、ボタンを押すワタリにホズミは

「あら〜か弱い順に決まってるでしょ!」


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