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ラブカルチャースクール 2
第7章 M Lesson 教養S
「チッ!キタ!」

ハヤトは咄嗟に飛んできた物体を手の甲で弾くと、クルクル回転して…

「痛っ!!」

ナツのこめかみに辺りに、衝突した。

「ナツ!大丈夫っ!?」

「大丈夫ですけど〜ハヤトさんいきなり酷いですよ〜」 

「俺じゃないよ!呪いの扇子だろ!」

出た!『呪いの扇子』!?

「ハヤトくん…レッスンが退屈でしたらご退出頂いても構いませんので」

扇子を投げたポーズのまま、腕を伸ばしハナブサは言い放つ。

「すみません…ちゃんと受けます…」

おぉぉぉぉぉ!!
ハヤトが、謝った!!

凄い!こんな瞬間を見れるなんて!
呪いの扇子どころか、『奇跡の扇子』だわ!

興奮気味にナツに小声で話しかける

「なんか…凄いね…ハナブサって!」

ナツもハヤトの様子を伺いながらボソボソと

「はい…なんてったて…『ラブカル四天王』ですから…」

「四天王…さっきも言ってたよね」

「後で教えますね…」

急いそとナツは扇子をハナブサに渡しに行った。

   
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