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ラブカルチャースクール 2
第7章 M Lesson 教養S
ハナブサは用意してあったのか、教壇に載せてあったハンカチを取って、濡れた手を拭き…

「女性は潮を吹くことにより、通常のオーガズムとは別の新しい快感が得られたり…若しくは通常より強いオーガズムが得られると言われてます…」

潮吹きでのオーガズムは、おトイレ行った時の方尿感に似てるのかしら?

我慢した後とかあのホッと一息感は、結構気持ち良いけど…。 

などと、ハナブサの高尚な『潮吹き講座』が、放尿に刷り替わりそうになったが…

バサッ!!
呪いの扇子が、全開した。

「無理強いは良くありませんが、性感開発とパートナーとのコミニケーションの一つとして、役立つんではないかとは思われます…ここまでで…何かご質問ありますか?」

質問か… 何かいっぱいあったから何から質問すれば良いんだろ…。

「あの…潮の成分ってちゃんと覚えた方がいいんですよね?」

取り敢えず何か聞いてみた。

「ああ…そうですね…成分はそんなに詳しく覚えなくても、尿とは違うと解れば大丈夫です」

「よっしゃ…試験に出ないかも…」

ナツが何やら呟いている。

「アホ!お前はちゃんと覚えろ!」

「ええ!無理っすよ!」

「お前は教養で、補修になってんの解ってんの!?」

「あぁ!そうだった!」

まだハヤトとナツのコントは、続いている。


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