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ラブカルチャースクール 2
第7章 M Lesson 教養S
ハナブサが言ってくれた意味は…

 この時の私はまだ、良く解ってなくて…

でも…『自分だからこそ』

頑張れる事を全力で、頑張って行こうと思えた…。 


「もうお時間です…今日はここまでになります…何かありましたら、受付担当に申し伝えておいて下さい。
質疑応答は、受付介してお答え致しますし、次回レッスンの時でも結構です」

「分かりました。有難うございました!」

ハナブサは最後に開いた扇子を胸元に当てて、まるで舞を踊るかの様に、優雅にお辞儀をして…

レッスンは終了した。


ハナブサが先に教室を出て行き、私たちも片付けを始める。

「何か…不思議なレッスンだったね…」

「まあな…普通、あんな扇子をバシバシさせて授業する奴いないしな」

「あははは〜だよね〜!」

ケラケラと笑うと、ハヤトが少し眉を動かし

「ふぅ〜ん…琴海…変わったな」

「へ!そ…そう?」

「ふん!少しな!」 

ハヤトにそんな風に言われるとは、思わなかった。

けど…嬉しいかも…。


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