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第7章 M Lesson 教養S

あっ！そうだ！
『四天王』って何だろう？

「ナツ〜さっき話してた四天王って…わっ！ナツ！大丈夫！？」

振り向くと…ガックリと肩を落として途方に暮れているナツが、立ち尽くし

「あぁ…俺…きっと講師失格になるかも…」

すっかり自信喪失している。

「あり得るかもな…」

更にハヤトが追い打ちをかける。

きゃぁぁぁ！なんてこと言うのよ！！

「うぅ…俺辞めたくないっす…ラブカルの講師で頑張りたいっすぅ〜 」

今にも泣きそうな、ナツ。

「だ、大丈夫だよ！一緒に頑張ろうよ！ほら！さっき言ってた四天王って何かな？」

話題を変えて、気持ちを切り替えさせようとした。

「あっ！四天王ですか！スペシャル講師の中でも更に特別な講師なんですよ！」

ナツは瞳を輝かせて、話し出す。

単純で良かったよ…。

「それって『特別講師』のこと？」

ハヤトは、少ししかめ面で

「ああ…だけど…更にその中でも特出している４人の特別講師…異名が付いて『四天王』って、呼ばれてる…」

「へぇ…凄い人たちなんだね〜」

特別な上に更に特別…

「どんな講師たちなんだろ…」