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ほしいままに
第16章 俺は彼女と一つになりたい(後藤将行)✩
柔らかく薄い舌が、俺の唇を割り入ってくる。
少しひんやりとした唾液を纏った森川澪奈の舌が、俺の舌にねっとりと絡みついてくる。
森川澪奈の唇はひたひたと俺の唇に柔らかく吸い付いて来る。
俺が樹液を垂れ流す巨木で、森川澪奈はそれに吸い付く美しい昆虫のようだ。
美しい昆虫は、俺の奥で煮詰まってどろどろになったものを美味しそうに吸い尽くしていく。
次第に俺の煩雑な思考は彼女に吸い取られて呑み込まれ、俺は空っぽになっていく。
もう何も考えられない。
俺の中にあったあらゆる想いは流れて消えて森川澪奈の存在でいっぱいになった。
俺はもう何もかもを脱ぎ捨てたただの一人の男になった。
今はただ、森川澪奈と一つになりたい。
~第15章 俺は彼女と一つになりたい 終~
少しひんやりとした唾液を纏った森川澪奈の舌が、俺の舌にねっとりと絡みついてくる。
森川澪奈の唇はひたひたと俺の唇に柔らかく吸い付いて来る。
俺が樹液を垂れ流す巨木で、森川澪奈はそれに吸い付く美しい昆虫のようだ。
美しい昆虫は、俺の奥で煮詰まってどろどろになったものを美味しそうに吸い尽くしていく。
次第に俺の煩雑な思考は彼女に吸い取られて呑み込まれ、俺は空っぽになっていく。
もう何も考えられない。
俺の中にあったあらゆる想いは流れて消えて森川澪奈の存在でいっぱいになった。
俺はもう何もかもを脱ぎ捨てたただの一人の男になった。
今はただ、森川澪奈と一つになりたい。
~第15章 俺は彼女と一つになりたい 終~

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