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ほしいままに
第29章 ほしいままに✩
俺は第一関節を曲げた二本の指でその場所を優しくこすりながら、澪奈の顔を見つめた。
澪奈は俺の瞳の奥深くを見つめ、目尻に微笑を浮かべた。
指先に触れるやわらかな場所が次第に水風船みたいに張り詰めてくる。
澪奈の表情から戸惑いと恥じらいのヴェールが滑り落ち、淫靡な女のそれに変わっていく。
口を開け、焦点の合わない目で、ひたすらに刺激を味わっている顔だ。
その無防備な表情が俺の体を激しく煽りたているとも知らず、澪奈は最初の到達の予兆に体を預けている。
「いくっ。でる…」

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