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ほしいままに
第3章 私は彼と付き合えない

「森川さん、よかったら今日仕事のあと、軽く食事でも…そこでお互い、仕事の愚痴でも」

香宗我部君は顔を上げ、少し大きな声で言った。
上司に叱られた私を、励まそうと思ってくれているのが分かった。

「あ、うん。ありがとう。そうだね」

先月、彼から食事に誘われて断った。
職場内の関係を悪くしないためにも、同期の付き合いをきちんとしなくてはと思った私は、すぐに頷いた。


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