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可愛い子には注意をっ!
第3章 お互いの気持ち
お風呂から上がり、リビングを恐る恐る覗くと…。





あれ?

いない?




テレビはついてるけど奏音の姿がどこにもない。




はぁ~。

緊張して損したー!




タオルで髪の毛を拭きながら、ソファの方へ行くと。





「うわっ!びっくりしたぁ」





ソファに仰向けで寝る奏音がいた。





静かに寝息を立てるその姿はさっきのことなんて夢かと思うほど、可愛い寝顔。


伏せられた睫毛は長めで透き通るような色白のもち肌。


まだ幼さは残るけど整った顔立ち。







ヤバイ…。

なんか、ちょっと…。








気づけば、キスしちゃいそうな距離まで近づいていた。





ッッッ!!!!!





あ、あっぶな~~~!!




もう少しで…。


ホントにキスしちゃうとこだったよっ!!






かろうじて残ってた理性で何とか思い留まることができたけど…。




あたし…奏音のこと…///





ふいに自覚してしまった気持ち。



ヤバイ、ヤバイって///





赤くなった顔を隠すようにソファに寄りかかって座る。

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