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可愛い子には注意をっ!
第8章 香織サン登場
時刻は、もうすぐ日付が変わる時間。





「お母さん…かな?」




もともと全員が携帯電話を持ち歩いてるこのご時世。



普段から家の電話が鳴ることがなくて。





「母さんなら、奈津のケータイにかかるんじゃね?」




まぁ、たしかに。


じゃあ、誰?





「俺が出るよ」




奏音についていき、あたしも一緒に電話の主を確認。




「もしもし?佐伯ですけど」


『あっーー!かなとぉ』




女の人??

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