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第11章 かっこいい弟くん！

「えっ！？僕は約束した覚えないけど？」



一瞬だけ焦った奏音がすぐに冷静を取り戻し言う。



「やだなぁ、忘れちゃったの？今日は、撮影につき合うって言ったでしょ？」




さ、撮影！？
何それ？何の撮影？




「そういえば、香織ちゃんはモデルさんなのよね？それなら、朝ごはん食べて行きなさいよ」



お母さんって、そんなことも知ってるの？