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第11章 かっこいい弟くん！

それにしても…撮影って？


奏音と何か関係あるの？



「香織…お姉ちゃん？それは断らなかったっけ？」




笑顔だけど不機嫌なのが怖いっ！




「そんなことより、三人とも朝ごはんできてるから食べちゃいなさい」




何か、聞きたいことがたくさんあるけど、奏音が怖くて聞けない…。



「じゃあ、お母さんは寝るから、奈津、後片付けをきちんとしなさいよ？」



「はぁーい」


「僕も手伝うよ♪お姉ちゃん☆」




天使バージョンの奏音にお母さんは「頼りになるわ」とつぶやきながら、部屋を出た。