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悪癖とトラウマ
第3章 嵐吹く
「あ」

突然小出が声をあげる。

「あっちゃー…スイッチ入ってた…」

小出はそう言って頭を掻く。

スイッチ…?

「お前がそんな可愛い顔するから…」

は?


…ああ、わかった。

こいつは何らかの衝撃で"スイッチ"が入るとS化するんだな。

どこぞの乙ゲーだよ。

「あの、それだけ?」

面倒になってきた。
さっさと終わらせたい。

「ん?」

さっさとこいつから
離れたい。

「僕そんな趣味無いから。性欲処理なら他をあたってくれるかな?」

そう。

皆見た目で勝手に判断して勝手に離れて行く。

こいつもそうなんだろう。

「…」

小出が黙る。

そう、そうやって静かにしててくれ。



みんなみんな、離れて行くんだ。

ああ、譜也は別か?


「だから…」
「少なくとも、遊びではないぞ」

小出が言葉を遮る。
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