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第3章 仕事先の性奴達

大野寺留美に会ったのは紅葉で彩られた茨城の田舎町だった。

白い肌にふくよかな身体つきの彼女は彼との商談で少しずつ惹かれていった。

彼にはその時、前の妻がいたがこの業界に入って初めてのお得意様の女性であり、大きな商いを絡んでいたので策略的に彼女の好意を受諾した。

後にも先にも商売で寝た女は留美だけだ。

彼女は才女で国立の大学を卒業しており、スポーツも万能だ。

身長は１５３ｃｍ
Ｄcupの胸は少し下に向かって乳首が生えている感じだ。

陰毛も濃く、白い肌には不釣合いに思える。

口の端に唾を溜めながら話す彼女は一生懸命な印象を受けた。

彼は彼女のどこにも惚れていなかった。

ただ、大手の商いが成功させたかっただけなのかもしれない。いや、多分そうだろう。
あまり認めたくない過去だったが、今は認めざる得ない。

彼は彼女の2番目の男となった。

彼の茨城への仕事は日増しに増えていき、彼女の部屋に泊まる回数も多くなった。

しかし・・・

愛情はあくまでも湧かなかった。

真面目すぎるのだ。

彼には物足りなさだけが残り、合計5千万程度の売上げを上げたところで別れを告げた。

「なんで？どうして？」

「お前さ、色気ないし、俺的にはあんまりタイプじゃないんだよね」

「酷い。今までの言葉は嘘だったの？」

「ああ、嘘だった。お前はただの仕事のみの付き合いだよ」

「酷い、酷すぎる・・・。」

彼はその後も留美に商談を持ちかけたが留美は彼を商談室に呼ばなかった。