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不倫王の憂鬱
第3章 仕事先の性奴達
彼女の唾液は濃く、彼の男根を頬張る口の端に白く粘る。

彼は根本を強く抑えられながら咥えられるのが好きで、その通りにするものだから堪らない。

放出しそうになる感覚に陥り

「来いよ・・・。」

彼女に上に乗っかるように促す。

掛け布団を剥いで彼女は彼の大きな身体を跨ぎ男根を押さえながら自分の中心に当てる。

男根に自分の興奮した体液を塗しヌルっと彼を迎えていく。

「熱い・・・熱いの・・・」

彼女は身体が火照ったのか、それとも彼の肉欲の茎が熱いからか、何度かそう言った。

ベッドのスプリングが軋む音が深夜の静けさを喧騒に変える。

「いい!いいの!ああん・・・ああ!いい!奥まで来るの~!」

ベッドの軋みの音を掻き消すかのように歓喜の声は止まない。

「凄い!ここ気持ちいい!当たってる!当たってる!」

彼女の敏感な部分を彼の亀頭が擦る。

彼は堪らず彼女に圧し掛かり上からの攻撃を彼女に与える。

言いようの無い膣圧を陰茎に感じて彼は彼女の奥底へと果てた。

二人の乱れた呼吸が静かな部屋を淫猥に醸し出す。

”こいつは奴隷だな・・・”

彼は寝息を少しづつ立てながらそう思っていた。

翌朝、彼女はいなかった。

分を弁えているかのように置手紙があった。

・・・ごめんね、夜中に来ちゃって・・・。でもやっぱり好き。ずっと傍にいさせてね。いつでも来るから呼んでください・・・。・・・

彼はまた売上げが上がるであろう事を予想しながらスーツを着ていた。
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