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不倫王の憂鬱
第4章 家庭忘却の女達
彼の右側に添い寝し、彼の下半身をすぐにまさぐり、彼をその気にさせるあたりは独身の若い女性にはなかなか抵抗のある行動だ。

しかし元人妻ともなればそれは普通に出来る行為だったりもする。

男性の前で女性は衣服の着脱を嫌う。
女性の最後のプライドなのか、その行動が陳腐に感じさせるからかはさだかではないが…。

しかし、一度その様子を見せた相手には女性は従順だ。

由香もそうだった。

彼は由香にまず服従の意を表現させて由香の刺を丸くしていく。

由香は彼の唇から首筋、乳首から腹部、脚の膝までを丹念に愛撫していく。

彼は微かに喘ぎ由香の闘争心を煽る。

由香の舌が彼の精液製造部に蟻の戸渡りからはい上がる様は、正に極上な征服感だ。

唾液に浸されながら溶かされていく事は彼だけでなく、男性なら殆どがとめどない感度に喘ぎまくるだろう。

由香は見透かしたようにたまに彼に目線を送りながら口戯を繰り返し、彼の反応を見ている。

彼は堪らなくなり由香の縦割れの中に中指と薬指を入れ、脳内を鎮静化させる。

由香は既に濡れそぼった膣におもむろに太い指を入れられ口戯はおろそかにならざるえない。

彼は難無くプクリと膨らむ蚕豆大の部分を探り当て、強めに擦り叩くようにした。

程なく由香は彼の右腕全体を噴き出した液体によって湿らせる。

彼の右肘からしたの布団は洪水が拡がるが如く濡れていく。

「ダメ…またイッちゃう…」

「もっとイヤラシイ事に集中してごらん」

「あ、あ、うぐー…あ、あああ、いぐ、い、イッていいの?イッていいの?あ、イックー…ゥ…」

由香は唇奉仕を忘れ半白目を剥いて彼のペニスの根元を握っていた。


彼は芯の通った竿を疲労感剥き出しな身体中心目掛けて打ち上げた。

由香は終始、獣のような雄叫びに似た叫び声をあげ、彼が放つ頃にはハスキーな歓喜声と共に、彼の源を子宮で吸い上げた。

由香との間は二年近く関係を持ったが、最後は由香が彼に別れ話を切り出された時に髪の毛を自ら毟る行為を彼に見せ、彼は冷めた目線を浴びせながら冷酷な言葉でトドメをさした。

その言葉はあえて記述しないが・・・。

人を崩壊させる言葉・・・。
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