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第8章 第八章　　露呈

しまった・・・私は暗い部屋だったせいでスイッチを探し蛍光灯を点けてしまった。


その時に電気を消し忘れていた・・・。


私は肩を震わせた・・・。


もうどうしようもない・・・。

王ちゃんは私が見た事を知っており、確信的に私に誘導尋問を投げているのだ。


しかしビデオのコピーの件は知らないようだ。
Gコードについても王ちゃんは問いたださない。

あの部屋の事のみで私の様子を窺い反応を試しているのだ。


しくじった・・・。肩を震わせる行動は自然なもので隠しようがない。

どう見ても私は事の全てを知っているかのような反応を身体に出してしまっている。

部屋を見ただけであればここまで震えはこないのだ・・・。



少しずつ王ちゃんの顔がぼやけてくる・・・。


何故？どうして？

涙が出ているのか・・・。？


違う・・・意識が遠のいていく感覚・・・。


盛られた・・・何かを・・・。


その場で私は突っ伏した・・・。