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第4章 第四章　　裏切り

奴への仕返しをいろいろと考え始めた頃にある人に出会った。

モバゲーで知り合った男で最初は胡散臭い？とか思いながら少しずつ仲良くなった。

仮に王様という名前にしよう。
王ちゃんは私のこれまでの過去を話せる男性で、初めて会ったその日から王ちゃんには何でも相談し話せた。

恋心とかいう物でもないが何だか今までとは様子の違う男性だった。

王ちゃんは化粧品関係の仕事をしており、美容に関心ある私には両手放しで仲良しになりたい人でもあった。

王ちゃんに裏切りの彼への復讐を相談した。

「おいおい、それは君の上から目線の部分も原因してると思うよ」

私はハッとした。
初めて会った王ちゃんに自分の気づいていても気づきたくなかった部分をすぐに見抜かれたから。

「そうかな・・・。でもあいつを殺したいくらい憎いの。復讐がしたい。」

「そか・・・。」

王ちゃんは少し考えていくつかの提案をしながら模索してくれた。

私は王ちゃんの人柄に涙が溢れそうになった。辛辣かつ大胆に王ちゃんは指摘してくる。

胸も痛いがワクワクドキドキ感も同時に来るのは何故？