この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
*妄想社長に振り回されて*
第11章 お仕置きと玩具
確かに奥にバイブの先端が当たる度に快感は増幅した。
私の心とは裏腹に膣内は涎を垂らしながら悦んでいる。
だけど……

「あぁっ、いやぁっ、これ、やだ…ぁっ」

体温がない物よりも雅也さんの方が何倍もいい。
ただ快楽を与えるだけの玩具よりも心まで気持ちいい気がするから…

「ん?あぁ、刺激が足りないのか」

「違っ、違うっ、やあぁっ!」

もちろん空気の読めない妄想社長は私の心など察してはくれない。
刺激が足りないのだと勘違いしてローターを直に淫蕾に当ててくる。

「一緒に、したらっ、だめ…ぇっ」

足に力が入らずがくがくと震えた。
下半身から絶えず与えられる快感に弾けそうになる。

「あっ、やっ、イクっ、あぁぁっん!」

ぎしっ、と縄を大きく軋ませながら私はもう何度目か分からないくらいの絶頂を迎えた。
体の芯まで火照ってしまった体からバイブが水音をさせながら抜かれる。

……さすがにもう無理…

私の状態を見て察してくれたのか、雅也さんが縄をほどいてくれた。
赤くなった手首をぺろぺろ、と舐めている。

「悪い、ここまで赤くなるとは思わなかった」

「もう……やりすぎですよ。いくら桜井くんと話してたからって言ったって…」

「はい。すみません」

珍しくしゅんとなる雅也さんに、私の口も止まらない。

「しかも玩具で何度もイカせるなんて。私は玩具よりも雅也さんのがいいんです!」

私はむくれたふりをして頬を膨らませた……までは良かったんだ。
でもそれを聞いた雅也さんが私の体をぎゅっと抱き締め耳元で囁いた。

「悪かった。俺ので何度もイキたかったんだな」

……あれれ?
どうしてかなぁ?
何だか話が噛み合ってない気がするよ?

現実逃避をする私をよそに全裸になる雅也さん。

違うの!
今じゃないの!
もう玩具は使わないでねって意味だったのに!



/147ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ