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第5章 社長の部屋と……

「あぁぁっん！」

肉と肉が擦れ合う快感。
それは想像以上に気持ちよくて圧迫感もすぐに吹き飛ぶ程だった。
上に反り返った猛々しい雄は膣内の粘膜を捲り上げる勢いで抜き挿しを繰り返す。

突き刺さる度に奥から快感という名の塊が溶けていくようだった。
熱を持った雄の塊がそれをぶつけて溶かしていくようなそんな感覚。
溶かされていけばいく程、体に収まりきれないほどの快感が蓄積されていく。

「あっ、あぁっん、ま、雅也さ、ぁん……っ」

「…っ、そんな甘ったるい声で名前を呼ぶと俺がもたなくなるぞ」

「あぁ…っ、や、あっん、あ、あ……っ」

「まだまだじっくり味わいたいだろう？」

そんな余裕なんてなかった。
会社でイかされた感覚が一気によみがえる。
初めてナカでイかされたあの悦び。
だけど今私を侵すのはもっと大きな快感の前兆だ。