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シーツのお供
第3章 無口な彼の愛し方
リードがぐいぐいと引っ張られ、短い鎖がそれについていけずに、私は肘から転んでしまった。

「おい、立て」


それでも尚リードを引っ張る彼の言うことをお利口に聞いて、私はまた体勢を立て直した。

気をつけていないと、おまんこにはいった三叉のおもちゃが抜け落ちてしまう。
重たいおもちゃだから、簡単に抜け落ちちゃう。


いろんなことに気を配って、やっとたどり着いたのは、部屋の入り口。


小さい木の椅子が置いてある。
後は引き戸の扉だけ。


なにするんだろ…


少し不安になって彼を見上げると、ちょっとだけ口角を上げた彼が視界に入った。



「"お散歩"は楽しかったか?」


嬉しそうに頭をなでる彼の手が気持ちよくて、うっとりと頷く。



と、急に三叉のおもちゃのスイッチが入れられた。

「いああっっあんっあああっあん!」


おまんこの奥をかき回し、クリトリスを痛いくらい容赦なく振動させる。
アナルの入り口に刺さった細いシリコンは、それに釣られて振動した。



「由香里」



両手をぎゅっとにぎって倒れこまないように必死に力を入れていると、頭上からジッパーを下ろす音が聞こえた。


彼は小さな椅子に腰掛けて、緩く足を開く。



「…ああぁ…はいっごしゅじんさま…」



熱に浮かれたように私は短い鎖を必死に動かして彼の膝の間まで行く。


そして、まだ全然元気じゃない彼のペニスにゆっくりと舌を這わせた。



一度、おもちゃのスイッチが切られる。



「続けろ」



不思議に思っていたけど、それは視界の隅に映ったコンセントを見て納得した。



彼は、電池で動かしていたこのおもちゃを、電源式に切り替えていた。





コンセントから直接電源を引いてくるおもちゃは、力尽きることがまずない。

そして、電池式のおもちゃのように、電池の容量によって強さが変わるということもない。



唯只管一定の強いリズムで、私のおまんことクリトリス、それからアナルの入り口までも犯されるのであった。



それを頭で理解したら、おまんこの奥がきゅんと閉まる。


それでもおもちゃはそれをこじ開けようとぐりんぐりんと暴れる。




まるで、2人に犯されているようだ。


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