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シーツのお供
第3章 無口な彼の愛し方
「おい何勝手にイってんだ」


「んぅぅっっ!!」


棒を持っていない方の手で左の乳首を思い切り捻られる。


「この淫乱が」




普段、全然しゃべらないのに。



セックスの時だけやたら饒舌になる彼に背中がゾクゾクする。


ただでさえ狂ったように暴れ回るおもちゃのスイッチを切って貰えず、特に凶器のようなクリバイブに痛みすら覚える。


必死に腰を捻ってその激しすぎる振動から逃れようとするが、そんなに簡単におもちゃはそれを許してくれない。


そんな私を笑って見ている彼は、私の頭を掴んで腰を振る。


「んん゛ん゛ん゛ッッぅおぇっぅ…」



喉の奥に彼の太くて硬いペニスがガツガツとあたり嘔吐く。

それでも全然やめてくれなくて、私の必死の抵抗は、ただ背中で縛られた両手首を痛めつけるだけだった。


上からも下からも訳がわからなくなるほど犯され、そのうえ時々思い出したかのように細い棒で体のあちこちを叩かれる。



涎なのか涙なのか、私は顔をぐちゃぐちゃにしながら、許可なく2度目の絶頂の波がやってきた。



「ふっあ゛あ゛ッッん゛ゔあ゛ッッ!!」



イっちゃう!イっちゃう!!

怒られちゃう!



でもっ!




このまま思いっきりイきたいぃぃっっ!!



お仕置き覚悟で、強過ぎる快楽に身を委ねようとしたとき。



ちゅぽん、と涎だらけの口からペニスを抜かれ、
あれだけ狂ったように暴れ回っていたおもちゃが微動だにしなくなった。
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