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シーツのお供
第6章 愛されすぎた白雪姫
「白雪姫、お仕置きをしましょうね」

継母は白雪姫の背後に回りました。

それから、ぱしん!と尻を叩きます。

「んんッ!」


白雪姫はくぐもった声しか出せません。


ぱしん、ぱしんと叩かれるたび、つま先がほんの僅かに付いているだけの白雪姫の体は大げさなほど前後に揺れました。
痛いほど立ち上がったクリトリスに鎖の角が当たります。

叩かれる衝撃が、直接クリトリスにも刺激を与えます。


耳をつんざくほどの音ですが、実際痛みは大したことはありません。

ハリセンと同じ原理で、手に空気を溜めながら叩くのです。


継母の目的は「叩かれて感じる」ということでした。

痛みを与えることが目的ではありませんでした。




ひとしきり尻を叩いた後、まっしろできめ細かな尻は、真っ赤になっていました。
白雪姫の正面に回った継母は、静かに白雪姫の頬を撫でました。

涙と涎でくしゃくしゃになっても、白雪姫は美しいままでした。


「かわいい白雪姫。良く耐えたわね。えらいわ。」


それから、がちんがちんと豪快な音を立て、歯車を反時計回りに回しました。



徐々に緩まっていく股縄にほっとして、白雪姫は静かに長く息を吐きました。


鎖の股縄は、麻縄と違って外す時に痛みはほとんどありません。



鎖が膝くらいまで下がったのを白雪姫はちらりと確認しました。

足元には水たまりができていました。

それが堪らなく恥ずかしくて目を背けます。

継母は両手の拘束も外してくれました。


ずっと上げっぱなしだった両手は、すっかり痺れていました。
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