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宿直
第1章 サービス残業
(この湯沢正三とは、まだ、関係を持っていないようね…。)
井上万里子は、義妹・夕咲結美宛てに
メールを打ちながら、
邪な残業を楽しんでやろうと企んでいた…。
RE:夕咲結美さま宛て
【湯沢正三先生ならば、こちらにはいません。帰りました。
今は、残業中ですので…。ただ、メールで
貴女と話したかっただけ。】
独りよがりなメールを、
井上万里子は勝手に終わらせてしまった。
「湯沢先生、お茶にしませんか?」
井上万里子の、艶やかな、男好きを匂わす猫撫で声は、
湯沢正三を情事へと誘う
ような仕草に見え、
「あっ…はっ、はい!」
湯沢は、緊張して応えた。
職員室は、井上万里子と2人切りだ。
結美は、義姉に初めて肉ビラを弄くり回された日のことを、
嫌らしく感じて…濡れたことを、思い出している内に、
同級生の高橋みゆきチャンへ電話を掛けたくなった。
「コーヒーお持ちしました。
ミルクはどう…私のミルクタンク。」
井上万里子は、椅子から身体ごと跳ねている、
湯沢正三の顔を覗き込んだ。
「ええ、ええ!?何です?」
「ンフッ、冗談ですよ…二人きりじゃ残業ははかどりませんね。」
シャツの胸元を大きく広げ、露わにした柔肌に汗を滲ませて…
万里子が、得もいわれぬ好い香りを、
湯沢の鼻腔まで付く。
井上万里子は、義妹・夕咲結美宛てに
メールを打ちながら、
邪な残業を楽しんでやろうと企んでいた…。
RE:夕咲結美さま宛て
【湯沢正三先生ならば、こちらにはいません。帰りました。
今は、残業中ですので…。ただ、メールで
貴女と話したかっただけ。】
独りよがりなメールを、
井上万里子は勝手に終わらせてしまった。
「湯沢先生、お茶にしませんか?」
井上万里子の、艶やかな、男好きを匂わす猫撫で声は、
湯沢正三を情事へと誘う
ような仕草に見え、
「あっ…はっ、はい!」
湯沢は、緊張して応えた。
職員室は、井上万里子と2人切りだ。
結美は、義姉に初めて肉ビラを弄くり回された日のことを、
嫌らしく感じて…濡れたことを、思い出している内に、
同級生の高橋みゆきチャンへ電話を掛けたくなった。
「コーヒーお持ちしました。
ミルクはどう…私のミルクタンク。」
井上万里子は、椅子から身体ごと跳ねている、
湯沢正三の顔を覗き込んだ。
「ええ、ええ!?何です?」
「ンフッ、冗談ですよ…二人きりじゃ残業ははかどりませんね。」
シャツの胸元を大きく広げ、露わにした柔肌に汗を滲ませて…
万里子が、得もいわれぬ好い香りを、
湯沢の鼻腔まで付く。