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第1章 百合友達

土下座をした３人組みのマセガキを、




小夜子とゆうみ、
小夜子の旦那さんである石井浩志


と、


石井土建の幹部の５人が、




上から見下ろした。






「オイ!!お前たちは、この辺りをうろついたら、




また、家の門達に手を出し兼ねない。



それか…コイツ等のバカ親と警察にねじ込んどくか？」







５人の幹部の内の切れ者は、




「社長！うちで当分のあいだは





丁稚奉公のただ働きして貰いしょ。





親にねじ込んどくことは、








穏やかにねじ込んどくとして、






警察に突き出し前に、








丁稚奉公をきっちりして貰ってからで…」







口元は笑っているのに、目が笑っていない男が、
石井浩志へ囁いた。






３人組みのマセガキは、







ただ土下座の姿勢のままで…






チラッと石井浩志へ提案をした