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あなたの玩具
第1章 今までの
友達と笑って話して遊んで、そんなごく普通の高校生活だった。
毎日は退屈でもあった。
だが、これが俺の運命なんだと思うようになったのはいつからだっただろうか。
頭は普通だし、見た目は髪が茶色で身長はまぁまぁあるし誰かと付き合ったこともあった。
運動も出来る方だ。
こうやってのんびりしていると、一日なんてすぐに終わってしまう。
そしたらまた明日が来て新しい一日が始まる。
ただそれを繰り返していけばいつかはみんな死ぬ。
それが普通の人生だ。
俺には刺激的なことは起こらないだろう。
そう今までも、これからも。
ずっとこうして生きていく。
そんな毎日は退屈でしかなかった。
今日は何をしてすごそう。
明日は何をしよう。
こんな人生は退屈だ。