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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第4章 弘子~主婦一人旅での出来事
夜明けまで、弘子は眠ることはなかった。

笹本に、弘子は激しく愛され続けた。

ベッド上で、バスルームで、或いは床の上で。

裸で四つん這いにさせられ、弘子は彼に犬のようにバックから犯された。

彼の上にまたがり、自分から淫らに腰を振った。

美脚をM字に広げられ、弘子は彼の激しすぎるピストンを与えられた。

「あんっ!・・・・・・、あんっ!・・・・・・、あんっ!・・・・・・」

何度もの絶頂に達し、あられもない声をあげた。

汗と体液で裸を汚し、そして、肢体を熱くさせた。

彼は驚異的な持続力の持ち主だった。

たくましい彼の肉体に、弘子は自分から手を伸ばし、強く抱いた。

今夜、弘子は遂に、セックスの意味を知った。

快楽に満たされた二人がベッド上で横になったのは、日が昇るころだった。

「弘子さん、朝だ・・・・・・」

「いやっ・・・・・・・・」

全裸のまま、弘子は彼に寄り添った。

「弘子さん・・・・・・・・」

「帰りたくない・・・・・・・・・・」

日常に戻らねばならぬ時間が近づいている。

再び、あの単調で退屈な日々が始まるのだ。

それは、墓場まで続いている。

「笹本さん、私・・・・・・・・・・・・・」

「弘子さん、何も言わないでください・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

「僕だってつらいんです・・・・・・・・・」

涙で頬を濡らしながら、弘子は彼の胸元に顔を埋めた。

そして、どちらからともなく、二人は手を握りあった。

ただ手を握りあうことで、親密さを感じることができた。

激しい性行為を締めくくるのに、それは、最上の行為だった。

やがて、二人は朝の陽の下で寝息を立て始めた。

ベッドわきに、弘子の携帯が落下している。

日常の証のように、それは鈍い光を放っている。
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