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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第7章 麻由子~夫の浮気相手、その夫
蛇口から、水道水が流れ続けている。

麻由子は動くことができなかった。

男の手が、ためらいがちに背後から伸びてくる。

人妻の肉体を確かめるように、ヒップから腰の辺りを撫でてくる。

「いけません、こんなこと・・・・・・・・・」

麻由子は前を向いたまま、懸命にそう声を絞り出した。

「奥さん、いけないのはあなたのご主人じゃないでしょうか」

相沢武則の声は、どこまでも穏やかで静かなトーンだった。

「こんな素敵な奥さんがいらっしゃるというのに」

「・・・・・・・」

「普通は放っておいたりなんかしないでしょう、奥さんのような方を」

彼の手が、麻由子の豊かな胸元に伸びてきた。

「素晴らしい体だ」

「駄目・・・・・・・・、駄目、そこは・・・・・・・・・・」

背後から接近する男の肉体を感じながら、麻由子は声を震わせた。

「奥さん、私も既婚者です。してはいけないことぐらい、理解しています」

「・・・・・・・・・・」

「しかし、その前に、私だって男なんです」

「・・・・・・・・・・」

「奥さんのような方を目の前にすれば、もう・・・・・・・」

男の手が、ゆっくりと動き始める。

麻由子は僅かに唇を開き、顔を小さく振るように動かす。

薄手のセーターが、ふくよかに膨らんだ麻由子の胸元。

その柔かな人妻の乳房を、男はゆっくり癒すように愛撫していく。

「相沢さん・・・・・・・・、いけません・・・・・・・・・・・・・」

麻由子は、懸命にそう声を絞りながらも、感じないわけにはかなかった。

夫から長期間放置されてきた女の肉体は、今、あまりに敏感であった。

「奥さん、こちらを向いて」

乳房を後方から揉みしだかれながら、麻由子は顔を横に向けた。

求められるまま、麻由子は相沢に唇を奪われた。

情熱的なキスだった。

瞬く間に麻由子は、その舌先を彼に奪われ、強く吸われた。

「はんっ・・・・・・・・・」

ただそれだけで、麻由子は立っていられないほどの震えを感じた。

「奥さん、こちらに行きましょう」

閉ざされていた襖の向こう側に、麻由子は連れて行かれた。
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