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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第19章 亜依子~新婚旅行での出来事
瞬時に現実に引き戻された。

夫と反対側の座席にいる彼に抱き寄せられ、耳たぶをやさしく吸われる。

「No....」

震えるような感覚に包まれながら、亜依子は彼の体を遠ざけようとする。

彼は人妻の抗いを受け入れ、そっと顔を離した。

そして、毛布に隠された新妻の体を想像するように、亜依子を見つめる。

空港で注がれたものと同じ、情熱的な視線。

私、いつから彼に・・・・

現地のホテルスタッフに激しく凌辱される自分の姿。

それを想像して密かに肉体を濡らしていた、その一部始終をまさか彼に・・・・

機内最後部のエリア。

周囲は依然闇に包まれ、ジェットエンジンの音だけが響いている。

前方にいた彼がここに来るなんて、亜依子は勿論想像していなかった。

私を探して、ここに・・・・

亜依子はしかし、言いたいことを口にすることができなかった。

至近距離から見つめられ、彼に秘密を全て見透かされているような気がしたのだ。

「You enjoy the secret alone」

彼はそうささやきながら、亜依子の向こう側にいる夫に視線を投げた。

ハネムーンのさなか、夫に内緒で淫らな想像に溺れていたことを、やはり彼に気づかれている。

激しい羞恥心が、人妻の鼓動を高めていく。

「Take this away」

彼の手がブランケットに伸び、静かに、しかし力強くそれを剥ぎ取る。

「いやっ・・・・」

人妻に構うことなく、彼は奪い去った毛布を床に置いた。

服を着ているのに、亜依子は思わず自分の身体を隠すように腕を動かした。

自分自身の指先で刺激し、女性の歓びに浸り始めていた肉体。

シャツの乱れを直し、亜依子はスカートの裾を膝上に戻す。

そして細い両脚をぴたりと閉じ、人妻の理性を取り戻すように姿勢を正した。

隣の席で熟睡している夫に、目を覚ます様子はなかった。

反対側の席から伸びてきた彼の手が、亜依子の膝にそっと置かれる。

「Just relax」

彼の指先が、新妻の美脚に優しい愛撫を与え始める。

「No....」

彼の手に自分の指を重ね、亜依子は小さく首を振った。

もう片方の手で、彼は新妻の顎をとり、自分を見つめるように動かす。

いけない・・・・

彼と視線が交錯したとき、亜依子は更に鼓動を高めた。

暗闇の中で、二人の唇が重なった。
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