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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第20章 明子〜密室に通う妻
「最後はまたビーチでゆっくりしようか」

リゾートでの日々も残すところあと一日。

私たちはプールで過ごしたり、グラスボートツアーに参加したりと、休日を存分に楽しみました。

明日はここを出発します。

最終日の朝、私はまたビーチで過ごそうと妻を誘いました。

私の誘いに同意し、水着に着替えた妻の肢体を、私は部屋で抱き寄せました。

「綺麗だよ、明子」

耳元でささやきながら、私は白のトップスの上から妻の胸に手を伸ばしました。

「あなた、駄目」

やさしく、しかし、はっきりとした拒絶の言葉です。

「明子、どうしたんだい」

私の脳裏に、数日前の記憶が鮮明に蘇ります。

「ああっ、イクっ・・・・」

あの午後、スパルームで妻が最後に漏らした喘ぎ。

それは39歳の妻が、初めて女性の悦びを知った瞬間でした。

夫以外の男の指先に、妻はこれまで知らなかった快感を教えてもらったのです。

あの瞬間、私は手の中で自分自身を激しく脈動させました。

その興奮を引きずったまま、私はその夜、妻の体を強く求めました。

しかし、妻は私の要望をやんわりと拒絶しました。

「あなた、今夜はよして」

このリゾートに到着した夜から、妻はいつも以上に大胆な態度で私自身を欲しがってきました。

しかし、二回目のスパに行った後、妻の態度が変わったのです。

その次の夜も、妻は私の求めに応じようとはしませんでした。

そして、今朝も・・・・

私を見つめ、妻はいつもと変わらない表情で答えます。

「朝からそんな風にされたら、私・・・・」

「そうだな・・・・、じゃあ、ビーチに行こうか」

「ええ」

今日もまた、南国の素晴らしい青空が広がっています。

人影もまばらな砂浜にデッキチェアを並べ、私たちは体を横にしました。

しばらく小説を読んだ後、妻はそれを胸に置き、瞳を閉じました。

スタイルのいい妻の水着姿を見つめ、私は先程の言葉を思い出します。

そんな風にされたら、私・・・・

それはこれまで妻が口にしたことのない言葉でした。

セラピストによって肢体に刻み込まれた快感。

敏感に反応してしまう躰。

妻はあの悦びを超越した性の絶頂に導かれたいと、密かに想っているのでしょうか。

淡白な夫ではなく、別の男性によって・・・・

そんな私の疑念は、この日の午後に答えを見つけることになります。
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