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第22章 佳織〜夫の知らない妻

その男のほうがいいのか・・・・

自分とは別の男を欲しがる妻の姿が、芳彦の鼓動を限界にまで高める。

「俺を忘れられなくしてやるぜ」

興奮を高めた様子の男が妻を仰向けに組み伏せた。

「あんっ・・・・」

真上から腰を押し付けられ、妻が甘い声を漏らす。

人妻の肩を押さえつけ、男がゆっくりと、深く腰を振っていく。

「あっ・・・、あっ・・・、あっ・・・」

指先をかきむしるように動かし、妻が色っぽい声を漏らしていく。

剥き出しの乳房の先端が突起し、男に好きなように揉みしだかれる。

「どうだ、奥さん」

妻を上から見つめ、男が次第に腰の突きを激しくしていく。

「あっ！・・・、あっ！・・・、あっ！・・・」

網戸の向こうに広がる闇に、妻の嬌声が響き渡る。

息を乱しながら、男が野獣のような凶暴さで腰を振っていく。

「ああっ、いいっ・・・、もっと・・・・」

布団をきつく握りしめ、妻が快感で全身を満たしていく。

大胆に広げられた妻の長い美脚が、たくましい男の腰を受け入れる。

「いくぞ、奥さん・・・・」

「早く・・・、もう我慢できない・・・・」

唸り声をあげ、狂ったように腰を振っていく男。

激しく首を振り、妻は全身を快楽で何度も震わせる。

「ああっ、イキそう・・・、早くっ・・・・・」

佳織、こんな風に誰かにされたかったのか・・・・

妻の秘めた欲情に気付き、芳彦は曝け出した己のものを激しくしごいた。

「奥さん、中で出すぞ・・・」

全身を汗で濡らした男の腰を、妻の美脚が一層強く挟み込んだ。

「早く・・・、早くきて・・・・」

人妻の太腿を押さえつけ、男が最後の突きを与えていく。

「ああっ、凄い・・・・」

「奥さん、いくぜ・・・」

「駄目っ・・・、ああっ、いいっ・・・・」

「奥さん・・・」

「あっ・・・、ああっ、イクっ・・・・」

「いくぞ・・・・」

最後の咆吼をあげ、男が深々と妻の肢体を貫いた。

その瞬間、妻の全身が跳ねるように震えた。

「ああんっ！・・・」

妻に深く挿入したまま、激しく腰を震わせる男。

絶頂に導かれた妻が、男から放出される液体を受け入れる。

ハアハアハア・・・・

求められるまま、妻はゆっくりと彼と唇を吸い合った。

「最高だったぜ、奥さんの体」

目を閉じたまま、妻が小さく頷いたのを芳彦は確かに見た。