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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第3章 悦子~町内会慰安旅行での出来事
目を覚ました時、悦子は自分がどこにいるのか、すぐに思い出せなかった。

想像以上に、アルコールを飲んだせいかもしれない。

肢体が熱を帯び、何となく意識が高揚している。

そして、言いようのない心地よさが全身を包んでいる。

そうだ、町内会の旅行で今日は温泉に来てるんだったわ・・・・・

悦子がそこまで思い出した時だった。

えっ?・・・・・

何かが脚に触れていることに、悦子は気づいた。

潜り込んでいたはずの毛布が、いつの間にかどこかに消えている。

布団の上で、枕に頭を置き、うつぶせの格好で悦子は横になっていた。

誰かの手が、悦子のふくらはぎから太腿の辺りを丁寧に愛撫してくる。

罰ゲームのことを、悦子はすぐに思い出すことができなかった。

同室の女性が、マッサージでもしてくれているのかと思った。

確かに女性のような手つきで、癒すような愛撫を与えてくる。

その行為が、全身を包んでいる心地よさの理由だった。

ああっ、気持ちいい・・・・・・

枕を抱えるようにして、悦子は夢心地のまま、瞳を閉じた。

だが、その瞬間、悦子は思い出した。
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