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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第3章 悦子~町内会慰安旅行での出来事
まさか・・・・・・・・

加藤が本当に夜這いしてきたのだろうか・・・・・・・

そんなこと、いくらなんでも無理でしょう・・・・・・

同室の方がマッサージしてくれているに決まっているわ・・・・・

だが、そのときの悦子に、それを確かめる勇気はなかった。

暗闇の中、布団の上で横になっている。

室内は静寂に包まれている。

そんな状況で、悦子は声を発することができなかった。

それに、目を覚ましてしまうことが、なぜか失礼なような気もした。

悦子はただ、眠っているふりをすることを選択した。

マッサージを与えてくる人間の息遣いはほとんど聞こえない。

ただ黙ったまま、太腿から更に奥の隙間までに指先が届き始める。

浴衣が大胆にまくられる。

ショーツに包まれたヒップを曝け出すような格好になる。

やだ、そこまで本格的にしなくても・・・・・・・・・・

無意識のうちに、悦子は脚をきつく閉じた。

「おい、奥さん、もう起きてるんじゃないのかい?」

背後からかすかに聞こえた男のささやき声が、悦子に事実を伝える。

「まさか。起きてるんだったら抵抗するに決まってるよ」

そう答えたのは、加藤だった。

男が、しかも複数いるのだ・・・・・・。

目を覚ましたことを伝えるタイミングを、悦子は完全に逸したことを知った。

加藤の指先が、悦子の美脚の隙間を強引にこじ開けてくる。

別の男の手が、悦子の浴衣の帯を完全に解く。

悦子の背中までもが露わにされる。

加藤の親指が、悦子のヒップを押すように刺激してくる。

複数の別の男たちの指が、悦子の背中や脇腹をそっと撫で始める。

枕をきつく抱えたまま、悦子は密かに唇を噛む。
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