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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第26章 遥〜夫の弟に求められて
「綺麗だね、義姉さんの肌」

「そうかしら・・・」

そんな風に繊細に肌を触られた経験は、人妻には一度もなかった。

いつも性急で独りよがりな夫とはまるで違う。

「体を触るよ」

頬や耳たぶ、そしてうなじを撫でられただけで、既に肢体は熱を帯び始めている。

彼のささやきに、人妻はどうにか平静を装って答えた。

「いいわ、それで智史さんが満足するんだったら」

「満足するのは僕だけじゃないかもね」

意味深な言葉を口にし、彼は両手を下方に動かしていく。

遥の細身な肉体を確かめるように、脇腹から腰、そして背中を撫でてやる。

裸体が透けて見えるような大胆なパジャマで肢体を包んだ人妻。

初めて知る妖しげな感覚が、遥の全身を何度も走り抜ける。

感じちゃ駄目・・・・

暗い室内で立ったまま、人妻は唇を噛み、羽毛のような指の責めに耐え続けた。

「いい脚だね。兄さんが喜ぶだろう」

智史は遥の太腿の隙間に指を差し込み、股間付近に愛撫を与え始める。

いやっ・・・・

濃厚な快感が疼き始めた人妻の下腹部に押し寄せる。

無意識のうちに、遥は小さく首を振った。

「義姉さん、まさか感じてるの?」

「まさか・・・。勘違いしないで・・・」

「僕にされて感じるわけないよね」

「当たり前でしょう、そんなこと・・・」

更なる行為を許すような人妻の言葉に、彼が満足そうな笑みを浮かべる。

遥の丸いヒップを包むように伸びていく彼の両手。

駄目っ、そこは・・・

何度か美尻を愛撫され、遥は肢体を敏感に震わせた。

「お尻が気持ちいいみたいだね」

「そんなことないわ・・・」

抵抗の声には、しかし、確かな悦びの色が混じっている。

うっとりとした視線で、遥は許しを請うように彼を見つめた。

「もう、いいでしょう・・・」

遥の桃尻を揉みしだきながら、智史は片手を彼女の胸元に運んだ。

「駄目っ、そこは・・・・」

「細いのに大きいね、義姉さんのおっぱい」

「智史さん、そこはよして・・・」

抗う人妻を無視し、彼が膨らんだ彼女の胸を優しく揉み始める。

「あっ・・・・」

我慢していた喘ぎ声を、遂に漏らしてしまう遥。

開いた人妻の唇に、彼が重ねた指先を挿入する。

「はうっ・・・・」

「しゃぶって、義姉さん」

背後のドアにもたれかかり、遥は色っぽい顔つきで彼の指を咥えた。
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