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放課後は校舎裏で。
第2章 ❀ 雨
 



先輩はあたしを家に連れて入ると
2階の一番端の部屋に招いた。

甘い香りに包まれて、ドキドキする…。


「ほら、もっと奥に入れ」
「は、はい…」


扉の前に立っていたところ
背中を押されて中に入ると
ひとまず、ソファに腰を下ろす。

すると、先輩はあたしの隣に座り
頭にバスタオルを被せて来た。


「風邪引いたら困るだろ?乾かしてやるから
顔逸らさず、こっち向けよ」


頬に手を触れられ、彼の方に顔を向ける。
すると、先輩は『いい子だな』と言いながら
あたしの髪を乾かし始めた。


「髪濡れてるからか知らねぇけど
お前、すげぇいい匂いすんのな」
「なっ…」


顔を上げると、ふいに目が合い
彼の意地悪な笑顔が鼓動を加速させる。


「…先輩…、あのっ…」
「…名前、何って言うの?」
「あ…。柚です…。相原…柚…」
「…そ…。柚ね」



 
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