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インペイシェント
第20章 決壊する
圭子はしゃがみこみ、うなだれた格好で肩を揺らすほどの荒い息づかいをしている。

両手を右側につき、脚をそろえて右側に倒し、色っぽい格好以外のなにものでもない。

むき出しのままの両胸、パンティは尻の半分も隠しておらず、腰から膝までの肉感的なライン、両足首を拘束するかのように纏わりついた作業ズボン…

どこをとっても、遼次の興奮材料となった。

遼次は椅子に腰掛け直し、圭子の様子を静かに見守った。

圭子は依然、荒い息づかいのまま、頭をガクンと下げたまま。

肩の動きに連動して、圭子の剥き出しの両胸がプルプルと動いている。

遼次はその光景にじっとしていられず、圭子の両胸に右手を伸ばした。

圭子の左脇の下から手を差し入れて、圭子の左胸を下からすくい上げた。
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