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第34章 解放

遼次は絶頂に達する事を伝えると、更に腰の動きに加速させた。

「あんっ、遼ちゃん、もっと～」

圭子の喘ぎ声が少し太くなり、圭子も絶頂に達する気配を遼次は察した。

力任せに遼次の杭が圭子を突き上げる。

圭子は顔を左右に振り、髪の毛を乱れさせる。

「遼ちゃん、いい～…、もうダメ～…」

圭子は遼次に突き上げられながら、あっという間に絶頂に達した。

遼次は突き上げを止めなかった。

いや、止められなかった。

今にもイキそうな状態で、腰の動きを止められなかった。

「いや～…、遼ちゃん、そんなに、ダメ～…」

圭子は絶頂に達してもなお続く、遼次の杭からの刺激に、気が狂う思いだった。

「圭子さん、イキます…」

遼次が圭子に伝えると、圭子は杭を蜜壷から抜き、腰を下ろしながらクルッと体を回転させた。