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第7章 変化する関係

さらに遼次は圭子に返信した。


圭子さんに逆襲されるなら、楽しみだな～！
でも、逆襲ってどんなだろう…
圭子さんが発狂してオレに襲い掛かるとか？
あ～、楽しみ～…


遼次は圭子への返信を終えると、残業の準備を始めた。
事務所の他の部下達は、帰宅の準備をしている。
この日は、月に数回設けられた、定時退社日だった。

終業のチャイムが鳴った。
部下たちは即座に席を立ち、事務所を出て行く。

数分後、いつもの遼次一人の事務所となった。

静かな事務所にマウスのクリック音とタイピング音が響いていた。

事務所の外にはまだ話し声が聞こえた。

３０分くらい経つと、遼次は煙草を吸いたくなり、デスクを離れた。

喫煙所に入り、いつもの様に圭子の職場を見ると、非常用の常夜灯のみが光っており、薄暗い静かな空間となっていた。