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梨華との秘密
第8章 拒絶の代償
 俺の言葉が聞こえたか、聞こえなかったか、しかし、朱里は諦めの表情でうつむき、唇を開いた。
 ヌチュッ、ヌチャッと、さっきまでとは違う必死さで、頬をすぼめ、バキュームのように吸い、亀頭に舌で圧迫を加え始めた。


「ふふ、いいぞ朱里。ご褒美をすこしやる。」


 左足の親指に絡み付く淫汁を振りほどくように、肉襞の中を掻き回しながら、不規則に抽挿をさせた。


「んっ、、ンフッ、、ん、、」


 前後に動く唇の動きが微妙に遅くなり、甘いアエギが唇と男根の間からこぼれた。


「こらこら、そんなんじゃ、ご褒美はやれないなぁ。どうしても欲しいなら、別のでやるよ。我慢できるかなぁ?クククッ。」


「ひっ、んっ、、んぐっ、、」


 俺が言うと同時に、彼女は悲鳴をあげ、唇を外そうともがいたが、俺の両手が彼女の頭を押さえつけ、


「だめたぞ、聞き分けなきゃ。お前に拒否する権利はないんだ。しっかり味わえよ。」


 彼女の中に恐怖と、軽いショックが走るのが見えた。
 しかし、そんな朱里に構わずに頭を押さえつけたままユックリと口の中の男根を抽挿させた。


「んぐっ、、ぐへっ、んん、、」


 悲鳴とも、咳ともとれる声を立てたが、彼女は拒否をしなかった。


「ふふふ、イラマチオだ。懐かしいだろう、お前の嫌いなやつだったな。最後まで味わえるかな?」


「んぐ、、ぐふっ、、」


 少し咳き込むような感じになりながら、辛うじて朱里は耐えていた。
 俺の男根で喉の奥までつかれながら、辛うじて破綻は、免れながら、蜜壷は蕩け(とろけ)そうになりながら、クチュックチャッ、と音を立てていた。


「ふふふ、もう少しだよ、朱里。しっかり受け止めるんだぞ、いいな。」


 耳元にイタブルようにいいながら、抽挿のスピードをあげた。


「あぐっ、んぐっ、、んん、、ふぐっ、、んぅ、、」


 半ばのがれようとする頭を押さえつけられ、朱里は息苦しさから喘ぐように声を漏らした。
 その声を聞きながらさらに抽挿のスピードをあげた。
 快感の流れが熱く集まりはじめ、熱いマグマが滾り(たぎり)始めた。
 ぐぐぐっと熱いマグマが根元から、尖端に走り始めた。
 瞬間、女の頭を押さえつけていた手を外しあた。
 男根から唇が離れた瞬間、マグマが爆発した。
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