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梨華との秘密
第10章 聖夜の宴
 笑顔の下で、三奈の指先は微妙に動き、彼女の本心を俺に教えていた。
 同時に、もう一本俺の股間をまさぐるように、手が延びてきていた。
 梨華の手だった。
 どうしようかと思ったが、二人の判断に任せることにした。
 二人の手が触れあい、ビクッとするのがわかった。


「こらこら、誰かな、パパの大事なところをオモチャにしてるのは?困った娘らやな。待ちきれないのかな?」


「そ、そんな、けど、待ちきれへん。私、ママにヤキモチ妬いてる。どうしてか、わからへんけど。だから、ママこそ止めて!」


 梨華の思わぬ告白に、キョトンとした顔で三奈は娘を見つめた。


「梨華、いけないなヤキモチは、ヤキモチを焼く娘には、お仕置きをしなきゃな。三奈、梨華の両手を縛るんだ。」


「えっ、でも、」


 三奈が躊躇ったように、答えたが、俺が縄を渡すと素直に娘の手を後ろ手に縛った。


「梨華、そのままでご飯を食べるんだ。いいね。」


「そんなん、口だけしかつこたらいけへんのん?わかりましたぁ。」


 そう言うと梨華は口だけを使い残りの食事を食べ始めた。


「二郎さん、これは梨華が可哀想よ。私も、さっきはヤキモチを妬いたし、私にも罰を下さい。」


 哀願しているようにも見えたが、梨華の言葉のせいか、その目の中には嫉妬の炎がチラリと覗いていた。


「お前のお仕置きは、後や。それより欲しいんやろ?けんど(けど)ほの前に、シャブッテくれるか?娘の前で、お手本見せてくれるかな。」


 俺のいきなりの命令に戸惑いながら、三奈は、俺の股間に座り込み、顔を埋めた。
 甘い刺激が俺の怒張に走り、娘の目の前で母親が唇を開き、男のモノをくわえシャブリ始めた。


「梨華、ママを見るんや。これがお前の母親のホンマの姿やで。俺のチ〇ポが欲しいから、オシャブリしてるんや。ふふふ、お前も欲しいかい?」


 俺は三奈をイタブルように、下品な口調で梨華に聞くと、


「パパ、欲しい!けど、私の為にママを虐めるのは止めて。大丈夫だから、私。パパの気持ちもママの気持ちも、分かってるから、心配しないで。」


 やられた。
 図星やな。
 どうするかな?
 俺が答えようとした途端、怒張への快感が去り、


「梨華、良いのよ。パパもママもこんな愛し方が好きなのよ。だから、気にしないで。」
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