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梨華との秘密
第5章 蜜の刻
 ご褒美と聞いて、梨華の顔が輝いた。


「パパ、ご褒美って?なあに?」


 梨華の唇が甘えたように尖り、黒い瞳が見つめてきた。


「ふふふ、お前が欲しいモノはなんだい?出来ないモノはだめだがね。」


 梨華の目がクリクリと動き、面白がっているような、考えているような不思議な表情をしていた。


「う~ん、どうしよっかなぁ?パパ、梨華をホントの奴隷にしてくれる?」


 参った、ズバッと直球やな。
 正面からきたね、どう答えるかな?
 どのみち、結果は同じなら正直に答えるか?


「ホントの奴隷になりたいんだ、梨華。いいよ、ママの調教を始めるから、同時に本格的に調教を始めてあげる。」


 えっというなり、梨華は黙って唇を噛み、考えているように見えた。


「パパ、私をママと一緒にホントの奴隷にしてくれるの?うそっ、じゃあ、お風呂に来いっていうのは、そういうこと?」


「あぁ、そういうことさ、ふふ。」


「えっ、でもママは、SMの経験がないんじゃ?」


「うん、ないさ。けど、ママは、SMを知ってる。だから、心配ないよ。ふふふ。濡れてるんだ、梨華。」


 俺の左手は梨華の部屋着のズボンの中に入り、中指が熱く濡れた蜜の中に侵入していた。


「パパァ、我慢、出来、なくなるからぁ、、」


「ふふ、勉強中だったね。つい、イタズラしちゃった。ごめんな。」


 そう言って、中指をユックリと抜き出した。


「イジワル、パパァ、どうしてぇ、、。」


「ふふ、梨華が可愛いからさ。それにサドだからさ。後でさっきのを三人で見ような、梨華。」


 この娘は、断らないだろうなと、なんとなく感じてたが、


「うそっ!三人で、見るの?嬉しい。でも、ママは、どうかしら?」


「ふふふ、大丈夫だよ。梨華とのことがわかれば、ママは一緒に見るよ。」


 たぶんな。
 わからないけど、ね。
 それに、三奈は同じことを望むだろうな。


「うそっ!パパなんでわかるの?ママのこと。」


「うん?ママがパパを愛しているからさ。同じように梨華を愛しているから、梨華が望むことをママも望んでいるよ。」


 梨華の中に驚きが広がるのが見えた。


「私が望むことって?!まさか?調教を撮影して欲しいって、ママが?!うそっ!」
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