この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
梨華との秘密
第5章 蜜の刻
 幸とのことをボウッと思い出していると、携帯の受信ランプが点滅していた。


「二郎さん、いま中島口を過ぎました。

もう少しで帰れます。

あなたに早く会いたい。

待ってて下さい。

あなたの奴隷、三奈。」


 あちゃちゃ、重症だな。
 だが、俺はやめる気はなかった。


「三奈、気を付けて帰っておいで。

あと少し、無理はするなよ。

待ってるよ、俺の可愛い奴隷、三奈。」


 遊び過ぎかな?
 俺の本心だしな。
 そのまま、送信した。
 コーヒーの準備をして、梨華に声をかけた。


「梨華、コーヒーはアイスかい?ホットかい?」


 机から、顔を上げて、


「アイスをお願い、パパ。ママがもうすぐ帰って来るのね。ふふふ、楽しみ。」


 梨華の中に悪魔の笑いが広がった。
 女はこわい!
 だが、利用する俺はもっと怖い、かな?


「了解、アイスね。ケーキでもつけようか?」


「えっ?あるの?欲しい!」


 梨華の表情がパッと輝いた。


「うん、あるよ。イチゴショートだよ。いいかな?」


 軽くウィンクしながら言うと、


「イチゴショート!ワオッ!嬉しい。お願いしま~す。」


「了解。しばらく待っててなぁ。」


 なんて言いながらコーヒーが出来るのを待っていた。
 コーヒーカップとグラスを並べていると、後ろから抱き締められた。


「だれだ、イタズラするヤツは?ママかな?」


 うふふ、という含み笑いをしながら、


「ただいま、あなた。あなたを見たら、たまらなくなっちゃった。」


 三奈の柔らかい声が答えた。


「コラコラ、梨華も隣にいるのに、仕方のないママだな。」


 抱き締められた手を握り、彼女の身体を引き寄せた。
 あっ、と小さく叫んだが抵抗はしなかった。
 三十六才の熟れた肉体が蜜着し、俺のモノはいきなり勃起した。
 薄いピンクのルージュが光り、弾力のある唇が俺を誘った。
 俺の唇が三奈の唇に軽く触れた。
 三奈の唇の間から舌を潜り込ませ、三奈の舌に触れた。
 絡み合うように舌と舌が触れ合い、耳の奥を血が音を立てて流れた。


「困ったママだな、梨華も見てるよ。ふふっ。」


「えっ、うそっ!」


 驚いて振り向いた彼女に、梨華が無邪気な笑いを浮かべていた。
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ