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half. ~Sweet blood~
第3章 メインと、サブ…


その月に数回の仕事の日。
俺は事務所に入り担当をきき持ち場に着く。


まぁ、たいがいは見張りだ。警察が来ないように外に出て注意をはらう。会場は普通のビルの地下で行われている。


「雪斗、情報きたかよ」


「昂か。いや、まだだ。そんな簡単に見つかるなんて思ってねーよ」


「って、俺たち8年も探してんだ」


「そんなに経つんだな」


「達希どこにいんだよ」



生きてるかどうかも分からない友人を探すため、俺たち二人はここで働いている。出来れば人身売買している所に勤めたくなんかない。だが手掛かりはここしかないんだ…



ー15年前の出来事ー


俺は生まれてすぐに捨てられこの施設の前に置かれた。拾われ育てられたんだ。先生を親だと思って生きてきた。


そこで昂(こう)と達希(たつき)と友人になり毎日つるんでたんだ。同じ年だった事もあり親友と呼べる仲にまでなった。


そんな時、達希に里親が見つかった。13才だった俺たちは子供なりに別れを悲しんでたな。


達希が出て行ってから数ヶ月した頃、俺と昂宛てに手紙が届いた。先生は「よかったね」なんて言ったけど内容は悲惨なものだった。


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