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可愛いヒモの育て方。
第7章 露天風呂へ

「うぅ、さっむっ」

 露天風呂までは、ほとんど一本道だった。私と麻人は、女将さんがくれた地図を持って、旅館を出た。
 夜中なのもあり、外は冷え込んでいた。ひらひらとした浴衣では、なんだかすーすーして風が服の中まで入り込んでくるせいで余計寒さを感じてしまう。

「こんな時間に行こうとするから」
「遅い時間じゃないと、他のお客さんいるかもしれないでしょ」
「湯冷めしないでくださいね」
「平気だってば」

 もう、子供に言うみたいにいちいち、口うるさい。麻人が最近母親化してる気がして仕方なかった。
 露天風呂には、二十分ほどで到着した。混浴でも、一応脱衣場は男女別になっているようで、私は女子用のところで着替え、露天風呂に入った。おもちゃはまだ使えない。湯船に入れたら、壊れてしまうからだ。
 脱衣場を出ると、すでに麻人の姿があった。予想通り、他の客はいない。外から見えないよう周りは囲まれ、石造りの中に白い湯が張られている。女将によると、湧き出た天然の湯を、そのまま使用しているとのこと。
 湯の中に手を入れると、少し熱かった。
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