この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可愛いヒモの育て方。
第12章 来客

 麻人はため息をついた。隠すどころか、むしろ赤裸々すぎるくらい赤裸々に、性生活を打ち明けているんだけども。

「媚薬も、カメラも、あんたに使おうとしたローターも、全部彼女がくれたものなんだよ。まあ、そんな感じの子だから、とりあえず飲もう」
「もう酔ってます? 話に脈絡ない」
「気にすんな」

 私は麻人を部屋まで連れて行った。ドアを開けると、彩乃と目が合う。
 彩乃は麻人を視界に捉えるなり、柔らかい微笑を浮かべた。

「初めまして。竹内彩乃と申します」
「あ、初めまして。君島麻人です」

 麻人がぺこりと頭を下げる。
 彩乃は麻人の顔を、品定めでもするように、しばらく凝視していた。

「友梨香から話は聞いてたけど。ずいぶん幼い顔してるのね」
「……よく言われます」
「高校生くらいに見えるよね? ちっちゃいし」
「友梨香さんうるさい」

 横やりを入れた私を、麻人が睨んでくる。お互い軽い自己紹介を済ませ、麻人に先にシャワーを浴びさせてから、改めて飲みを再開した。

「あれ、そういえば友梨香さん明日仕事じゃないんすか? そんな飲んで平気?」
「それがね! 休みになったの! 今日は朝まで飲み明かそうぜ!」
/292ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ